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2007年6月 4日 (月)

アマンダの恋のお料理ノート

/アマンダ・ヘッサー/

 ニューヨークのフードライター、アマンダ(著者自身)は、料理をしたり、食べ歩くのが趣味で、その体験を文章にして稼いでいる。

そんなアマンダの1年間の日記から、さまざまな場面が抜き書きされた構成になっている。

友人に紹介されたボーイフレンドとデートをし、彼のために食事を作り、彼からも作ってもらう。
親戚や近所の友達、幼馴染と約束して、いっしょに料理を作る。
一人で旅行をする。
パーティーを開く。
9月11日のテロを体験する・・・



料理を中心に、ニューヨークという大都会に住む若い女性の日常が綴られる。
アマンダは意欲的で、創意工夫に満ち溢れ、やさしい。
アマンダを取り巻く人々も、個性的かつ魅力的だ。

私は特に、アマンダのお祖母さんが好きだ。
彼女には信念があり、人生を楽しんでいる。

この本では特に、各場面の後に紹介されるレシピが素晴らしい。


アマンダは細かいことにこだわらないので、私にも(そしておそらくあなたにも)簡単に手早く作れるものが沢山書いてあるのである。


私のお気に入りは、ビーツ(赤カブ)の料理方法。
オリーブオイルを皮に塗り、アルミホイルでくるんで、オーブンに放り込んで約1時間。キッチンペーパーでこすって皮をむく。以上。

実に簡潔で、そして甘くておいしい。
サラダにも、スープにも使える。
いっしょに玉ねぎも丸ごと入れておくと、効率的だ。

(玉ねぎは、早めに取り出す。)


ミスター・ラテ(恋人のニックネーム)の作った鶏のローストや、職場の友達ジェニファーと作った人参スープも、我が家の定番だ。




アマンダはこの本の前に、フランスの料理修行時代を題材にした『The Cook and the Gardener』を書いている。
気難しい園丁と、おいしい料理で心を通わせられるようになっていく過程をレシピをはさみながら綴った本だ。


また、8人というのがパーティを成功させる魔法の数字だと語り、8人用のレシピの本も書いている。
Dinner for Eight』。
私たちが8人のパーティを開くことはめったにないが、楽しいアマンダの世界に浸ってみたい。


さらに将来、子供と囲むテーブルのためのメニューや、年取った2人のためのレシピ集が出ることを待ち望んでいる。

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The Cook and the Gardener

Dinner for Eight: 40 Great Dinner Party Menus for Friends And Family (New York Times)

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