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2010年1月 6日 (水)

ライラの冒険シリーズ

/フィリップ・プルマン/

黄金の羅針盤 (THE GOLDEN COMPASS)

神秘の短剣  (THE SUBTLE KNIFE)

琥珀の望遠鏡 (THE AMBER SPYGLASS)

1995年だったと思う。
新聞の書評で、今回『カーネギー賞』と『ガーディアン賞』をとった作品は、今までにない世界観のファンタジーで・・・とあったので、興味をもって読み始めてみた。

はじめはダイモンが出てきて意味がよくわからず、私の英語力がないために読み間違えているかとも思った。

しかしこれは別の世界のことであり、そこでは魂の一部が動物の形をとって実体化し、本人と会話ができることがわかってきた。

そういった設定の細部が掴めてきたら、俄然おもしろくなった。

まず主人公のライラが、嘘をついたり、いじめたり、けっこう悪い子であるところが、気に入った。

しかし彼女は常にめげない。
いつもエネルギーに満ち溢れていて、仲間を守ろうとする。

彼女の母も父でさえ、邪悪な部分を持っている。
でも彼らにとって、ライラは特別なのだ。

西洋によくありがちな善と悪の2つに対立させた世界観と異なり、それぞれ立場が違えば少しずつ考えも違うという、もっと複雑な設定がしっくりきた。

ライラはジプシーや魔女などに次々出会い、舞台もロンドンから北極へと移動していく。

息もつけない展開で、英語で読んでいるのを忘れてしまうほどだった。

そして、最後が一番いい。
今までのファンタジーの中で、最高だった。
ぜひ最後まで読み進めていただきたい。

(今はもう、日本語訳も出ています。 でも、文庫本だと各巻3冊ずつです。)

        

英語だと、3巻1セット版もある。

なお、DARK MATERIAL シリーズというのがあって、新しく出た本かと思ったら、ライラの冒険シリーズと同じものでした。

著者プルマンのその他の作品については、別掲する。

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