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2010年1月12日 (火)

1つのボウルでできるお菓子

/大原 照子/

1993年にこの本が出て以来、お菓子作りでは最もお世話になりました。

著者がイギリスで覚え、20年以上作り続けたシンプル・レシピ35種類が紹介されています。

いずれもボウル1つと、18㎝のエンゼル型(リングの形の焼き型)だけでできるものばかり。

簡単だけれど、季節の果物やブランデー、ピーナッツなどで、個性豊かに薫り高く焼き上げられます。

母がフランス料理を習っていて、湯煎(ゆせん)をしたり、卵白と卵黄をそれぞれ別に泡立てたり、手が込んでいて、とても時間がかかるお菓子作りを子どもの頃に見てきました。

とても私には無理、と思っていたところ、このイギリス方式に出会ったのです。

そういえば、海外で出会ったイギリス人の奥さんは、『パウンド・ケーキ』と言って、小麦粉・砂糖・バターそれぞれをカップ1杯(1パウンド)ずつ量って、卵1個と混ぜ合わせてオーブンに放り込み、10分程度でちゃっちゃと作ったケーキをごちそうしてくれたなぁ。
粉をふるうことすら省略だったけれど、ざっくり焼きあがった生地は、素朴でおいしかった。
ケーキは、生地をこねくりまわさないことが、大事なのです。

この本はもう少し研究してあって、ケーキごとに粉や砂糖、バターの分量が少しずつ異なります。
まず本の通りに作ってみましょう。
あっさりした、日本人好みのレシピです。
私たちには、アメリカのレシピは甘すぎるし、重すぎるのです。

おひとりさまにはちょっと分量が多いけれどそこは工夫で、2つの小さい型に作って人にプレゼントしたり、冷凍したり、朝食代わりにしたり、自分なりにアレンジします。
(分量だけは守りなさい、と最初に書いてありますが、私は少し砂糖を減らしています。それでも、ちゃんとふくらみますよ!)

Go

著者の大原照子さんは料理研究家でしたが、40代で思い立ってイギリスへ留学し、4年間学生としてシンプル・ライフを送って以来、徹底的に自分の生活をすっきりさせることにしたのです。

そのノウ・ハウは、『思いっきり手抜き料理』や『英国式スローライフのすすめ』などに描かれています。
またの機会に、ご紹介しましょう。
(実際には、なかなか実践できませんけれどね・・・)



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