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2010年2月 6日 (土)

南仏プロヴァンスの木陰から

/ピーター・メイル/

著者のプロヴァンスものの2冊目です。
訳者は前著『南仏プロヴァンスの12か月』と異なりますが、同じ雰囲気で親しげに語りかけてくれます。
(今度原書で読んでみようかしら)

プロヴァンスに住んで3年目。
フランス語(というよりプロヴァンス語)も上達し、プロヴァンス人と上手に会話するコツを教えてくれます。

今回は季節にかかわらず、さまざまなエピソードをいろいろな場面から語ってくれます。
原題は『いつもプロヴァンス(Toujours Provence)』。
イギリス版とアメリカ版では、章の順番もちがうらしい。
でもどこから読んでも、プロヴァンスを満喫できます。

私が好きな章は、『制限速度を守りつつ50を超える』。
著者の50の誕生日に、妻の提案で豪勢なピクニック・パーティーを開くお話である。
自然の中で、贅沢な食事を大いに食べる。
その提案も私好みだし、結末も楽しい。

それから『パヴァロッティと夕食を』。
石造りの古代ステージに響くパヴァロッティの声が、まるで私の耳に聞こえてくるような描写だ。
そして隣の席に座ったマダムの言葉から連想されるメニューの数かず・・・
著者の発想の広がりと想像力の豊かさを、ふんだんに味わえる一章だ。

他にも、イヌに関する章が2つもあり、とても楽しい。
私はイヌ好きなのだ。
(ネコの好きだ。動物はみんな好きだ。)

パスティスの章のおかげで、ここ1週間、私のドリンクはパスティスだ。
(ちなみに、日本で手に入れやすいパスティスは、『ペルノー』と『リカール』の2種類。
 私の経験では、ペルノーの方がマイルドで、洗練された味だ。
 リカールの方は、アニスが強く、癖がある。
 私は主に、リカールを飲む。
 ペルノーよりも1,000円ほど安いからだ。)

ところで、amazon.comの調子がおかしい。
ここに貼り付けようとしている本のアイコンは、あなたの目にちゃんと『南仏プロヴァンスの木陰から』になっているのでしょうか?



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