理科の実験

2010年2月19日 (金)

実験:電熱線

中学2年生の『電流と電圧』の学習に電熱線を使った実験がありますが、生徒は電熱線をバネと勘違いして伸ばしてしまいがちです。

そこで、技術の先生に板を切っていただいて、板に貼り付けてみました。

500w

500Wの電熱線を、ヒートンで固定したものです。

こうするとけっこう大切に扱ってくれます。
板に取り付けるのに、最初は銅の釘にしようかと思いましたが、ヒートンの方がしっかり固定できるし、作業も楽なことがわかりました。
真鍮のヒートンを使って抵抗値を求めてみたら、余り影響もないようでした。

さらに、板に貼り付けると抵抗の記号と形が似てくるし、ヒートンの部分が大きいので鰐口クリップをつけやすいという利点があります。

Photo

500Wと300Wを並列につないだところです。

Photo_2

『電熱線の温かさを感じてみて』と言うと、生徒は上の写真のように、電熱線の下に手を差し込んでしまいます。
そうすると電熱線を伸ばしてしまうこともあるので、『上から触ってね』と付け加えるようにします。

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2010年2月14日 (日)

実験:電池の解剖

選択理科の時間に、電池を解剖した。

アルカリ電池よりもマンガン電池の方が、危険も少ないし、解剖しやすい。
また使い終わった電池の方が、薬品が乾燥していて解剖しやすい。

★ 電池の中の薬品は危険です。(特にアルカリ電池)
  手や衣服に付いた場合、すみやかに洗い流してください。
  

金属を切ったときに、端で怪我をすることがあるので、軍手をはめて行った。

まず、アルカリ電池の解剖から。↓

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のみなどを使って金属に傷をつけて、そこから切り裂いていく。

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生徒によっては、リンゴの皮をむくように、上手に金属を剥く者もいる。

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9Vの直方体の電池も解剖してみた。

6_2

小さい電池が6個まとまっている。
1.5V×6個=9V というわけだ。

7_2

パネルにまとめた。

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次は、マンガン電池。

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2010年2月12日 (金)

実験:消える青色

実は私、中学校で理科を教えています。
読書備忘録とは関係ないけれど、理科の実験に関する覚書も載せてみます。

水500mlに次のものを溶かす。

水酸化ナトリウム10g
ブドウ糖10g
1%メチレンブルー/エタノール溶液少量
(メチレンブルー1gを10mlのエタノールに溶かす)

以上を蓋のできる容器に入れてよく混ぜ合わせる。

振って空気中の酸素と混ざると、メチレンブルーは青色になるが、しばらく経つと色が消え、無色透明になる。

2~3日は繰り返し反応させることができるが、古くなると色が黄色っぽくなり、反応しなくなる。

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水酸化ナトリウムやブドウ糖、およびメチレンブルーの量の微妙な違いにより、色の消える速さや色味(青から紫まで微妙に異なる)などが変わる。

ブドウ糖が多めだと、還元されて色が消えるのが速くなる。
青い色がスゥッと消える瞬間が好きだ。

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